私がよく使ってるFirefox亜種 ☞
先日リリースされたFirefox 23ですが、管理画面の オプション > コンテンツ にあった
JavaScript関連の設定項目が見事に消されますた。
以前はここから右クリックイベントを簡単に無効化できたんですがねぇ…
(Firefox 22の画像)
JavaScriptを無効にする方法
一番手っ取り早いのは、有効/無効を切り替えられるアドオンを使うことだけど
そんなくだらないもん入れたくない、という人は
Firefoxerならお馴染み、about:configで設定しませう。
ブラウザのアドレスバーに about:config と入力。
警告が出るので、細心の注意を払って続行。
画面が切り替わったら、ページ内検索に「javascript」と入力。
すると以下のような一覧が出るので
「javascript.enabled」の上で右クリックし「切り替え」をクリック。
(もしくはダブルクリック)
値が「false」になり、JavaScriptが無効化される。
元に戻す時は同じ操作を繰り返し、値をtrueに戻せば再びJavaScriptが有効になる。
右クリック禁止とかコピペ禁止を回避
JavaScriptは有効のままがいい、でもうざったいギミックだけ無効にしたい。
そんな都合の良いこと… できるんですよ。
…さっきと同じくabout:configから行きます。
ページ内検索で「dom.event」と入力。
以下のような一覧が出るので
「dom.event.clipboardevents.enabled」と
「dom.event.contextmenu.enabled」を
それぞれ「false」に切り替え。
dom.event.clipboardevents.enabledは
oncopy(コピー) oncut(切り取り) onpaste(貼り付け) を、
dom.event.contextmenu.enabledは
oncontextmenu(右クリックメニュー)の
JavaScriptイベントの有効/無効を設定できる。
(true=有効 false=無効)
*注意*
追記 2013/12/23
移転前の同記事と併せてこの記事のユニークアクセスが5万突破。
さすがに書いとかなきゃまずい気がしたんで追記。
右クリック(oncontextmenu)イベントは
単に右クリックを禁止するだけの嫌がらせだけに使われているわけではない。
新しくなったニコニコ静画のコメント上で右クリックした時に出るNG設定や
DropboxやGoogle Drive、SkyDrive、Yahoo!ボックスといった
オンラインストレージの管理画面で右クリックした際の独自メニューなど
UIの一部を動かす為に無効化しているサイトが昨今のネットには割と沢山ある。
dom.event.contextmenu.enabledを無効(false)にすると
それらのサイトが正しく使えなくなる。
↑のようなことをせずとも、Firefoxには一時的に右クリ禁止解除できる機能があるので、
無理にdom.event.contextmenu.enabledを弄る必要はない。
それでも無効にするなら自己責任で願いたい。
この件についての公式ページ
設定ウィンドウ - コンテンツパネル | Firefox ヘルプ
http://support.mozilla.org/ja/kb/Options%20window%20-%20Content%20panel
これまで標準でやれてたことを新版でやりたいなら
アドオン使えって、お前…
余談
しっかし、派手に改悪しちゃってくれましたなぁ~
ChromeはレイアウトやUIがアレだし
旧Operaはフォント周りがうざいし
新Operaは劣化Chromeだし
IE10はJavaScriptの一部イベントの挙動にバグあるし(8の時はなかった…)
IE11は何故か時々デバッガ起動しないことあるし
誰か、まともなブラウザあったら私に教えてくれませんか?
ちなみに、Firefoxの派生であるCyberfoxではJavaScript周りの設定が復活してたりする。