スマブラXを始めとするWiiゲームのハックに必要不可欠なBrawlBox。
長い事更新してない6年前の記事に未だ根強いアクセスがあり、古い上にリンク切れしている記事が検索トップに居座り続けるのも悪いので
今回重い腰を上げて新たにここにまとめ直そうと思う。
.NET Frameworkの導入 (Win7/8.1)
このアプリはDNFで作られている為、まずそのランタイムをインストールしておく必要がある。
まだの人はここから最新版をインストール。
一度インストールすると、以降はWindows Updateから更新できるようになる。
尚Win10の人はこの作業は不要。10にはOSレベルでDNFが組み込まれており、大型アップデートという名のウイルス時に一緒に更新されるので特に意識する必要は無い。
SmashBox v0.57
BrawlBox v0.58~0.64 (開発終了)
[開発者: Kryal]
要DNF 3.5以上。
Kryal氏がSmashBoxとして開発、後にBrawlBoxと改められた最初のリリース。
今更入手する必要性は無いのだが、ネットに落ちてる黎明期に作られたMODの一部は0.57や0.63でしか開けないので
それらを手直ししたいのなら念の為入手しておくとよい。
尚SmashBoxは64bitに非対応なので注意。(起動はするがプレビュー系の機能を使うと落ちる)
BrawlBox v0.63d Modset4.2 (開発終了)
[開発者: べろ]
日本人のべろ氏が0.63dを改良したもの。
これも今更入手する必要性以下略
BrawlBox v0.64~0.71 (開発終了)
[開発者: BlackJax96]
- 公式ページ&ダウンロード:
要DNF 4.0以上。
Kryal氏のプロジェクトをBlackJax96氏が引き継いだもので、当時かなり精力的に作られていた。
このバージョンから扱えるファイルが爆発的に増えた。そしてバグも増えた。
ちなみに上記ページには氏のバージョンの他に、Kryal/べろ時代のものをBlackJax96氏がコンパイルしたバージョンも置いてある。
BrawlBox v0.72~0.78 (開発終了)
[開発者: libertyernie]
要DNF 4.6.2以上。
BlackJax96氏のプロジェクトを今度はlibertyernie氏が引き継いだもの。
BlackJax96時代と比べるとインパクトは小さいが、その代わりバグがごっそり取り除かれ、大方の処理はトラブルなくこなせるようになった。
玄人向けの機能としては、何気にPythonを使ったプラグイン機能(バッチ処理)に対応したのが地味に強い。
このバージョンから配布形式が従来のzipから自己解凍型の7zに変更になった。(なんでや)
.exe
を実行すると指定したパスに解凍できるが、拡張子を.exeから.7z
に書き換えれば任意のソフトで7zとして解凍できる。
(個人的にはzipに戻すか普通の7z形式にしてほしい)
BrawlCrate v0.1~ (開発中)
[開発者: soopercool101]
libertyernie氏のプロジェクトを更にsoopercool101氏が引き継いだもの。
このバージョンから名をBrawlCrateと改め、バージョンをリセット、アイコンも変更された。
このバージョンはProject MやBrawlEx等の大型Modpack用に最適化されており、いわゆるMODのMODが容易になった。
ファイルの関連付け
アプリを入手したら、まず最初に管理者権限で起動する。
次に Tools -> Settings の File Associations で Check All を✔して Apply を押す。
(下の二つに✔すると.datや.binも関連付けられるが、この2つはスマブラ以外でもよく見る汎用拡張子なので✔しない方が無難。)
スマブラハックよ永遠に
秘伝のタレかよって思う程、色んな人がforkにforkを重ねて作り続け受け継がれてきたこのアプリ。
いずれの人も開発は一個人が趣味でやっているものなので当然飽きたら開発終了、そして終了する度に必ず別の誰かがそれを拾う。
ゲームとしては散々だったXもハック界隈ではすげえ愛されてるなと思ったはりをだった。まる。